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 久しぶりのお接待、いやお節介なのですが・・・ [お接待(長旅ご苦労様です)]


お 接 待

少しお休みして、コーヒーでも


 久しぶりのお接待、いやお節介なのですが・・・

 どうぞお休みの一杯を。紅茶とコーヒーどちらが、ハイ、コーヒーでよろしいですね。ここ宿毛大橋の休憩所では、月山回りの方と逆打ちの方がそちらから来られるのですが貴方様は?そうですか逆打ちですか。そう云えば高知新聞でも逆打ちのお遍路さんが多いと記事になっていました。本当に逆打ちは御利益が大きいだろうか?と。御利益?功徳三倍とも申しまして確かに御利益の意味もございます。善行の功徳でも三倍なんてなんか安直な感じが致します。御利益のことは貴方様が今後どう感じられるかの問題だと思います。

 どうして逆打ちなのか?と。正直私などには判りかねます。まあ、間違いないのはお大師さんの行脚を慕うのが順打ち、お大師さんにお会いしたいのが逆打ちでないでしょうか?そう云う点では私はすべて順打ちが基本です。霊山寺からはじめないもので切幡寺からは逆打ちになってしまいますが。そうそうご年配のお遍路さんで、逆打ちは衛門三郎がお大師さんに許しを請うためにしたもので、そのような事情がない方は逆に回ってはいけない、悪いことをした方が逆に打つのだと力説しながらここでお休みになった方がいらっしゃいました。まあ、願い事があって直接お大師さんにお話しされたい方は逆に回っても宜しいのではないでしょうか。

 なぜ閏年なのか?と。実は今年のはじめにある札所でお坊さんにお聞きしました。いえね、閏年は逆打ち!!のポスターが貼られていましたから。一部のお先達の間では衞門三郎がらみで閏年は逆打ちが良いと云われていたとのことです。それであればご立腹のお遍路さんも正鵠を射ていたかも。でも衞門三郎と関係なく閏年は逆打ちって以前から云われてはいた、私も聞いたことがあります。先ほどのお坊さんによれば、前回の閏年ということは、平成20年からバス会社が閏年は逆打ちと大々的に宣伝するようになったそうです。今年は見事にヒットしたようですね。私個人的には「閏年は逆打ち」に流行語大賞を差し上げたいほどでした。過去形なのはボツボツ寒くなりバス巡礼も減るかな、営業には差し支えないだろうとお話ししているのですが・・・。ハイ、正直なところキャッチが巧いのは好きでありません。

 逆に回る価値はないのか?と。いえいえ、決してそうではありません。何回か歩きで回られた方は以前から逆打ちに挑戦される方は少なくありませんでした。はじめてでも何ら差し支えないと思います。そう云えば昨年の丁度今時分、鴇田(ひわた)峠の久万高原側の休憩所にテントをはられていたのは仙台の方で、奥様を亡くされていました。避難所で世話をしていたが閉鎖になり、一時金も下りたので逆打ちの野宿遍路をなさっていました。私は根拠が根拠なので確認しませんでしたが、逆打ちで亡くなられた方に会えるなんて映画(根拠)もありました。そのような期待も少しはお持ちだったかもしれません。人それぞれの何らかの思いで回っていらっしゃいます。逆打ちでも結構だと思いますよ。私の思うところでは、さっきも云いましたが、お大師さんの行脚・ご苦労を慕い追体験をされたい方は順に、お大師さんにお会いしたい方は逆ってことで良いのではないでしょうか。貴方様がお大師さんに会われますように。ご利益はあまり期待なさらず功徳を施していると・・・。実は熱心にお四国を回られていて事故で亡くなられた方を存じ上げています、残された者には御利益云々の話はないもので。m(_ _)m

 いやあ、今日のコーヒーは不味かったですか?申し訳ない。尋ねられるものでつい思う所を。


フルサイズのミラーレス機 [写真・カメラ]

フルサイズのミラーレス機

 フォーサーズ/マイクロフォーサーズ機にこだわってきた僕には残念なんだけど、フルサイズのミラーレス機が現実のものになってきている感じがする。沈黙のCanonが嚆矢となるかと思っていたが、APSサイズミラーレス機(EOS M)だった。アサヒカメラの11月号をみるとSonyからRX1が発売されている。レンズ交換はできないがフルサイズ・コンパクト機、もう少しだろう。

 一眼レフでは絞り開放でピント合わせをしていた。その伝統だろうが絞り開放の明るいファインダーに慣れてしまい、ファインダー像と実絞りの映像とは異なっていることもある。電子ビュファインダー(EVF)は一眼レフ以上に撮影される像が反映され、撮影情報も必要なら容易に表示できる。最近のEVFは反応も速くなっていて、画素数も目安の一つ200万画素を超えてきた。シャッターを押してからのタイムラグ問題が残るようだが、機種によってコンマ何秒か前のデータを残すようにすれば、むしろ一眼レフよりはシャッターの押された瞬間を捉えることができるのでないだろうか?もっとも多少のずれは経験で早押しって手もあり、一眼レフと云えど場合によっては今も使っているだろう。

 しかし、僕が思うにミラーレス最大の利点は、ミラーボックスがなくなることではないだるうか。レンズを小さく設計でき重量も軽くなる、これだろう。そうなればレンズ資産を誇っていたメーカーにしても、新しいレンズ需要が起こり商機が訪れるはずだ。そう考えるとフルサイズのミラーレス機登場もいよいよ時間の問題になって来たと思う。ファインダーのメリットがなくなった時、さて一眼レフは生き残れるだろうか?まあ二眼レフのファンもいることだから、消滅はしないだろうが・・・。

 最初は7か?Sか?(時代は違うが)CLか(会社も違った・・・)?

P.S.
 この記事、ファインダーがあとほんの少し進歩する前提です。
 しかし、フルサイズ・ミラーレス機が発売されてもお金がなくって当面買えないなあ。
(T_T)フォーサーズで辛抱する、と云うか最近A3印刷もせず充分満足だ。
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"キラータトゥー" [映像(映画・放送)雑感]

"キラータトゥー"
外国映画(タイ) 異国情緒にドップリ系
ユッタルート・シパパック監督
B上<---->A上
2001年 114分

<<粗筋>>
 彼に狙われると命がないと怖れられる殺し屋キット(ソムチャイ・ケムクラット)に警視総監暗殺の依頼があった。キットひとりでは不安と、刑務所から出所したばかりのバッファロー(ステイーブ・ボーガーム)にも依頼がある。バッファローは旧友のゴースト・ライフルに連絡、バッドボム・ドッグ(ペッタイ・ウォンカムラオ)・エルビスM16を仲間に加える。キットは幼い頃両親を殺され、バッファローは貧しい島に母と娘を残していた。ライフルは愛妻を誤射して彼女の亡霊に悩まされていた。

 キットとバッファローのグループは面識もなく目論み通りにならないが、任務を果たしてしまう。実は、組織はバッフガンに依頼するつもりの所、バッファローと間違えていたのだった。組織はキットとバッファローら全員の暗殺を命じる。バッファローはライフルと故郷ティアン島に向かい、分け前の欲しいドッグにもティアン島に来るように云う。

 ティアン島のお坊さんが云うには、バッファローの娘は母親の借金のためフラワーアイランドに売られていた。キットは両親の仇討ちのため、バッファローらは娘救出のため、そして組織のグループも麻薬密売のためフラワーアイランドに集まってくる。

<<ポイント>>
 仏教国タイの映画かと見はじめた。警視総監殺害の映像では誤射や軍と警察の撃ち合いなどで簡単に人が殺され、コミカルでも仏教など関係なく最後まで観るのはつらいかなと思った。でも組織によるキット・バッファローグループの暗殺命令で話が面白くなり楽しみながら最後まで観ました。見終わると、全く意味のない銃撃戦の映画ではなく何かが心に残っていた。評価をB上としましたが、はじまりのイメージが最後まで残ったための評価です。(^^; でもそれ以上の評価は控えます。(^_^;僕一応日本人

 この映画は歴史超大作が1~3位を独占=タイ映画歴代興行収入(2010年時点)(KINBRICKS NOW)で11位とタイの方々に支持された映画です。ドップリとタイ人の気持ちになればキット評価はA上。そして思ったことが、昔は風景・風俗で異国情緒を感じたのでしょうが、今は映画でその異国情緒を感じ取るものなのでしょう。日本人の目線・国際人としての目線だけでなく、タイ人の気持ちになれば1.貧しさと外国に支配されて行く(とくにアメリカ資本)のでないかとの恐怖心および反抗 2.仏の言葉と祈り 3.コメディアンとして馴染みの主人公たちなど満足なのでしょう。何せ原題が「ガンマン 世界/お釈迦様/???」(タイ映画ライブラリー キラータトゥー)だそうです。

 作製されたのは2001年、すでに映画で描こうとした年(2011年)を過ぎてしまいました。アメリカ経済もかっての暴力的な力を見せることは減ったと思いますが、ますます広がる貧富の差。現在のタイはどのような状況なのでしょうか?(いえ、単に脚本監督のユッタルート・シパパック氏のイメージとどうだったかをご本人にお聞きしたいだけなのですが。)

 イッツ・ナウ・ネバーではじまり監獄ロックで終わるエルビスも面白かったですが、亡霊に悩まされるゴースト・ライフル。優しそうな人で画面にいるだけでホッとしました。バッファローの渋さ、ドッグの熱演。そりゃもう、科白でも演技でも画面でも充分笑わせて貰えます。

 ティアン島の僧が悩める子羊(キット・サイレンサー)に諭します。「悪夢は人の心に生じる。だから人の命ではなく心で消すべきである。」煩悩を絶つための寛容の精神ですが、ホント喧嘩すれば仏教徒が一番弱いと思う。「右の頬を打たれたら左の頬を差し出せ」と云うキリスト教徒でもクォ・ヴァディス以来あまりお目に掛からない気がする。歴史的にも、個々では知りませんが、十字軍にしろリメンバー・パール・ハーバーにしろ左の頬を差し出さず殴り返します。仏教の言葉は煩悩を遠ざけろが基礎であり、キリスト教的「愛」ですら煩悩に過ぎないと云えると思いますよ。煩悩を消すために、戦争に至る心理的葛藤そのものを否定してしまうので戦えず、支配される。ホント損な教えだと・・・。そう云えばゴースト・ライフルが亡霊と一緒になる時(僕的に映画の中で一番良かった)なんか、「ゴースト ニューヨークの幻」だとキラキラ輝いて天から一条の光が差し二人はそれに乗って幸せそうに・・・となるだろう。本作ではならない!消えるだけ。鈴木大拙先生が天国を準備したキリスト教とそうでない仏教の差を論じられていたが詳細は忘れた。因みに阿弥陀仏がお迎えに来る浄土はタイの方々には馴染みがないと思う。

 僕的に強烈な印象が残ったのは、ライフルの幸せと較べて、エッと驚いたドッグの煩悩多き「愛」の確認。上の段で云えばドッグは「悪夢を心で消さなかった」。その結果が、こうですよと云うのだろうか?あまりにも残酷。お寺でいたす麻薬の場面とともにマッハ!仏像を取り戻せ! キャスト/スタッフ(トゥクトゥク パダライス!/トゥクトゥク情報)でタイのビートたけしと紹介されたペットターイ・ウォンカムラオの魅力爆発である。

 まあバッファローの娘が一生懸命祈る時に、横にいる男性が日本人でなく良かった。
(^^; でも、家を守るために娘を売り結局家も守れない・・・。バッファローの妻(話だけだが・・・)に涙が出る。昔々の(そう遠くない)日本でもあった話。そう考えると日本もまだまだ余裕か。

<<楽しめる人>>
自分と違う価値観を否定しない方
ヒットしたタイ映画を見てみたい方。

以前観て面白くなかった方は、そうかタイの人々の気持ちで見ることかと再見を。
m(_ _)m 異国情緒ニドップリト。

P.S.
仏教の専門家でないので、外していればゴメン。
でも、近いとは思う。

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