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宇佐大橋周辺の道(歩き遍路用) [四国遍路]


道中(番外・施設など)

遍路は地元の方への無財七施の修行の心で m(_ _)m。

本ブログの四国遍路にはじめての方へ



井ノ尻から青龍寺への遍路道:第35番清滝寺←→第36番青龍寺間

附)36番青龍寺←→37番岩本寺間の須崎市営巡航船



 僕がクルマで札所を回りはじめたのは昭和48年だ。その年に土佐市の宇佐大橋ができている。当時のドライブ用地図には既に宇佐大橋・横波スカイラインが載っている(国民宿舎土佐は建築中と)。今はなき横波スカイラインの料金所とともに、「竜の渡しバス停」・「竜の渡し」も描かれている。

 歩き遍路は近くて歩きやすい道が新たに出来てれば、旧遍路道を歩きたいと思っていない方は、そちらを選択する。宇佐大橋ができてから青龍寺への道は渡し船を使うこともなくなった。青龍寺公式ホームページ弘法大師も青龍寺を創建するさいに、この湾を船で渡っていた。お供をした8人を残している。その子孫が「竜の渡し」というこの渡し船を、近年まで代々守り続けてきたと伝えられている。と書かれている。

 今も宇佐大橋を渡り井ノ尻との分岐に旧遍路道への案内がある。土佐は遍路道が少なく残っている遍路道は荒れていると云われるが、見るところほとんどのお遍路さんは横波スカイラインへの道を選ばれている。いにしえの澄禅も歩いたのはその道でない。その道はもともとなかったのだ。今回は旧遍路道を歩いてみたのでご紹介(ほとんどの地図に道が示されていないのでGPSログをとりました)。

 その前に須崎市巡航船について。井ノ尻・青龍寺間の遍路道同様、ここの所船便を利用される方も少ないようです。下記引用のように浦々を結ぶ道が整備されていない頃は船が利用されていたようです。もし道があれば現在のものと違い山のほうにあり、浦々に降りていくようになっていたのでないでしょうか?埋立の船乗り場は、福島休憩所を過ぎて土佐市が須崎市になりバスターミナルがありその次、すぐです。

お遍路さんも巡航船に乗ってみませんか

 四国霊場三十六番札所・青龍寺から三十七番札所岩本寺への本当の遍路道は海の上という説もあり、空海も次に向かう際は湾を船で移動したそうです。
※岩本寺へは埋立~横浪間をご利用ください。なお、横浪から須崎市内中心部への路線バス等の公共交通手段はございません。


 埋立発は、7:05/10:05/13:47/16:00(2013/10月)のようですが変更もあったりご自身で確認を。

 前置きが長くなりましたが、旧遍路道。


青龍寺ルート


 青龍寺まで行っていない(^^;;;のですが、いつも歩くところに出てGPSを切りました。この地図向かって左の赤丸は須崎市巡航船埋立船乗り場です。また、細い線で追加したのは竜の渡しから遍路道への想像経路です(一応歩いてこのみちだろうと)。正直思ったほどはショートカットになってなかったです。


井ノ尻と横波スカイラインへの分岐点


 宇佐大橋を横浪半島に下りすぐ出てくる道の所。右に行けば井ノ尻から旧遍路道、直進すれば横波スカイライン方面です。地名は井尻・井ノ尻両方使われているようですが、今回ここの右手に井ノ尻の標識があり使用しました。


井ノ尻から遍路道への分岐点


 広い道をまっすぐに歩いていると標識が出てきます。もう少し行って曲がるんだよとの標識にも見えますが、ここを曲がります。なお、この道は歩き遍路のバイブル、空海の史跡を尋ねて 四国遍路ひとり歩き同行二人[地図編](へんろみち保存協会)に出てこず、歩き遍路お馴染みの道標マークは一切ありません。

 時に、この本の不備(距離が違う、場所が違う、旧遍路道でない)を耳にすることがありますが-道引大師にて- 宮崎建樹さんが亡くなられた事情(四国の道よ空よ海よ)(深津邦夫さん SLIGHTLY OUT OF FOCUS / ちょっとピンぼけ)に書かれている(下記引用)ように故宮崎建樹氏によって辿ることが可能になった旧遍路道も多く、改訂され続けてきた本です。歩いて安全な道を載せてくれているとの感想を述べられた方もいらっしゃいます。本の価値は失われていません。今後も改訂され続けることを祈っています。

■…四国霊場八十八カ所の遍路道。歩いて巡る「歩き遍路」が今ほど多くなかった約30年前から、2千本以上といわれる道しるべをほとんど一人で設置してきた。次男の世紀さん(41)によると、宮崎さんが始めて遍路道を歩いたのは1979年。肝臓の病気を患ったのがきっかけ。当時の道は雑草が伸び放題、歩き遍路用の地図はなく、標識も少なかった。「迷う人がないように」と松山市で寝具店を営む傍ら活動を始め、やがて「遍路道保存協力会」を立ち上げた。 会員は宮崎さん一人。ボランティアを集め、雑草除去や昔の遍路コースの調査と復元にも取り組んだ。道しるべは木のくいにペンキを塗っていたが、老朽化が早く、園芸用の鉄の棒にプレートをつけるようになった。
 90年には歩き遍路用の地図を始めて掲載したガイドブックを出版。麦わら帽子をかぶり、ロードメジャーで距離を測りながら実際に歩いて作った地図は、霊場間の道のりや宿泊施設の位置が丁寧に記されている。評判を呼び、版を重ねた今ではお遍路さんの「必携品」となっている。四国八十八カ所霊場会本部事務所の淵川法仁さん(56)は「細かく設置された道しるべのおかげで安心して歩けるようになった」と活動をたたえる。
 昨年11月8日、軽ワゴン車で出かけたまま行方不明に。山道で足を滑らせたとみられ、約1カ月後、松山市内の山中で遺体が見つかった。老朽化した道しるの更新、ガイドブックの改訂、やるべきことがまだまだあった。以上といわれる道しるべをほとんど一人継ぎ、協力会は有志が存続させる。生前の口癖は「自分は黒子だから」。宮崎さんがこつこつと設置した道しるべを頼りに、今日もまたお遍路さんが歩いていく。11月17日死去、75歳。…
m(_ _)m 謹んでご冥福をお祈り致します。依光次郎



旧遍路道への標識


 地元の方には、港(USA井ノ尻マリーナの名称 (^^v )への道であり、旧遍路道とは区別しているのだろう。遍路が歩く所が、遍路道であり既に旧遍路道だと思うのだが。でも丁度このお家からクルマが出てきて、止まって後200mで遍路道ですと教えてくれた方に感謝。


へんろ道井ノ尻入り口


 遍路道は道標通り左に。USA井ノ尻マリーナともお別れ。


丁石


 コケが迷わせますが、掘られているのは(青龍寺まで)「廿一丁目」です。


あと400m


 この道には100m毎にこのような立て札があります。右手にお墓が見られますが入り口から少しの間は右手に墓地があります。


雨で真ん中が流れた道


 登りはじめて、これで向こうまで行けるのかと思った箇所です。幸いここだけの印象になりましたが、折角整備した道の真ん中が雨で流されたようです。よけて通れるし、今なら横木を踏んで歩くことも出来ました。まあ階段は折角作っていても歩き遍路は横を歩くことが多くなると思います (^^;歩幅ガ合ワナイトネェー から支障はあまりないです。


あと300m

あと200m


 道の雰囲気が判って頂ければ。もう少しきつい所はありますが、通れない!!と思う所は全くありません。


峠付近


 他の所にある道標に竜井尻峠と表示されていますが、竜と井尻の間の峠であり便宜上最近付けた名前でないでしょうか?


唯一の眺望


 この道、ほとんど景色を見る所はありません。一ヵ所だけ遠望が利くところがあり絶景です、丸木のベンチも設置されています。この写真より広い範囲が見渡せますが、室戸まで見えるだろうと撮った写真です。室戸岬まで見える日はそう多くありませんので見ることができれば運の良い方だ。


丁石


 峠から500m下ったところにある丁石。写真を撮る時は九丁目とハッキリ判読できるとだけ思ったものですが、新しいもののようです。ここまで平坦な道だけでなく下りが急で杖があって良かったと思うところも少しありました。


里へ


 ここに来るまでに道のすぐ下に家の屋根が見える所もありましたが、平坦な道で下りきったと実感(そう大層な道でもないが・・・)。


青龍寺への道


 ここは青龍寺に行くクルマも通るところ。写真とログを撮ろうとやってきたのでもう良いかとお寺には行かず帰りました。

P.S.
 土佐路は旧へんろ道がすくないとお嘆きのあなた。標高100mの山越え1.2Km強、いかがですか?


35番清滝寺(未)-----道 中-----36番青龍寺(未)



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コメント 2

まる七

お元気そうで何より^^;
私は今年前半に急ぎ廻ったためここ2ヶ月は全く旅に出ていません^^;
「そろそろ行きたいなあ‥」などと計画中の現状です^^;
次回計画が岩本近辺スタ-トのよていですので?何やら記事を考えながら読んでました^^;
by まる七 (2013-10-16 21:57) 

依光次郎

 お久しぶりです。依光です。

 歩き遍路はお休みです。徐々に身体を作らなければと1-2時間の散歩を心がけています。その時気になっていた井尻-青龍寺の遍路道に行ってみました。ブログに書こうとしてネットでルートを見ても、2万5千分の一の地図でそれらしい道がなく久しぶり(はじめて歩いて一回りした時nav-u35でGPSログ作成)にGPSログを採りました。当時に比べ電池も衰えており心配しましたが大丈夫でした。

 今週から歩きはじめようと考えていましたが、台風の心配もあり様子をみていました。さて3日間歩こうと思ってましたが、歩きは11月はじめの診察データにて考えることにして、軟弱にクルマで写真を撮ろうかと思っているところです。


by 依光次郎 (2013-10-16 23:48) 

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