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デヴィ夫人の歴史観からの妄想 [社会経済妄想]

デヴィ夫人の歴史観からの妄想

 僕はデヴィ夫人が好きである。中学生の頃、世界の偉い人の奥さんに日本人がなるってことだけで、事情が判る歳(奥手です)でもなく、誇らしげな気分になったことを覚えている。TVなどで拝見するようになっても、並の方ではないことに関しては本物だ。思ったことをスパッと云われることにも好感を持つ。

 チョー魅力的な方ですが、今回は妄想御免。以下の記事だけであれば無視だったのですが、続きがあったもので。
m(_ _)m

日本の議員達に言う 間違った歴史認識(村山談話)で日本の国民や国家を代表して欲しくない

(原文より任意に抜粋:引用に際し改行削除)
連日TVなどで、もっともらしい神妙な顔をした評論家やコメンテーターが、今回の田母神氏の事件について右へ倣えと言わんばかりに、批判・攻撃しているのをみて、怒りと共に、何と情けないと思った。

日本のマスコミは何かが起こると、すぐに右へ倣えで保身に走る。そして、リンチを加えるかの如く、ハイエナ化して群がる。日本の評論家・コメンテーター・司会が述べる事をみていて、気分が悪くなった。何と恥ずかしいこと!

村山元首相の談話を、政府の見解とした自民党の軽率さを責めるべきなのに。

「なぜ、日本が侵略戦争を起こし、植民地支配をしてアジアの人々を苦しめた」(村山談話)と決めつけるのですか?戦争前、日本は経済制裁を加えられていたのではなかったのですか?資源も原料も無い日本は外に出て行くしかなかったのではないですか?一か八か、日本の存続の為の問題ではなかったのですか?自衛自存ではなかったのですか?当時、敵の無かったアメリカは、第2次世界大戦に加わっておらず、どうしても加わりたかったのではなかったのですか?

当時の日本の情報を全てつかんでいたアメリカ。その為にハワイに全ての軍艦を置き、囮につかったのではないのでしょうか。日本はあの軍艦を全て沈める事に成功したら、アメリカはむこう8ヶ月は、力を取り戻す事は出来ないだろう。大国アメリカに倒すには、これしか方法はないと追いつめられていたのです。窮鼠猫を噛む、です。

では歴史を振り返ってみましょう。

<<この段依光注:
社団法人日本青年会議所「誇り~伝えようこの日本のあゆみ~」よりとして引用:
ネットに有ればリンクしようと探しましたが、日本青年会議所作製のアニメで語られる内容のようです:
明治以降の近代現代歴史観のひとつが引用される。
是非、上記デヴィ夫人の記事にてご確認を:>>


その後戦争がどのように進み、どのような結果になった事かは、周知の事実。

植民地支配をしてアジア諸国の人を苦しめたというが、日本の政治家にとってアジア諸国とは、中国と韓国だけを表しているのでしょうか?
日本は戦争によって結果的に、
    インドネシアをオランダから、
    フィリピンをスペイン / アメリカから、
    インドをイギリスから、
    ベトナムをフランスから、
    後にティムールをポルトガルから、
アジア緒国を独立させたではありませんか。

それでもまだ日本人はわからないのでしょうか。何て馬鹿な人達。

あの大戦の罪悪感から日本人の魂を救い出し、自虐と贖罪の道しか示してないような今の政治家達。何と情けない。日本を背負えないなら、バッチを返すべき。こんな腑抜・腰抜の男達ばかりが議員だなんて、何て恥ずかしい。

こんな時こそ、野党は村山談話を国家の姿勢と定めた自民党を堂々と責めるべきではないか。なんと体たらくな民主党。

こんな大事な歴史的国会論争をNHKが放送しないんて残念至極。(依光注:ラジオでは行っていた)これが田母神氏の国会での主張が放映されたら、彼は日本の国家的英雄となっていた事でしょう。

日本の政治家にはただ1人として、病める日本人に民族の誇りを植えつけなおし、日本に威厳を取り戻してくれるような政治家はいないのでしょうか。

 もちろん、僕はデヴィ夫人の意見に賛同するものではない。でも、どうしてデヴィ夫人がこのような歴史観を持つに至ったかに非常に興味を持った。そしてアレッと思ったのがデヴィ夫人を取り巻いていた方々だ。

 彼女はいわば "give me chocolate"世代。少し上の GHQ指導によって教科書を塗り潰して大人に不信感を持った世代ではない。それにしても、戦後教育のみを受けた第一世代とも云うべき方の意見らしくない。彼女は20歳前にインドネシアに向かうわけだが、その頃から今の歴史観を持っているはずはないと考える。遠い国に行くために日本人の誇りを持ちたかったとか、向こうで日本人としての誇りがないとアイデンティティ確立が困難だった可能性もある。

 内容から最初に考えたのが彼女を愛するスカルノが日本の明治以降の意義を教えてあげたのかと思った。デヴィ夫人は美貌だけの人ではなく、スカルノが夫人に迎えるほどの才知も兼ね備えた方だと思う。彼女のご機嫌を取りたかったかなと。でも、違うと思う。多少、彼女が寂しげな際、日本人としてのプライドを持つように云ったかも知れないが・・・。

 そこで思い出したのが、以下の文章。これからの妄想である。
 翌五九年六月。東京の街は五年後の東京オリンピック開催のニュースで持ちきりだった。桐島は久保正雄の指示で赤坂のクラブ「コパカバーナ」に行った。再び来日した日本びいきのスカルノに日本女性を紹介するためだ。
「そこでママさんから『あの子はどうですか』と引き合わされたのがデヴィさんだった。他の女の子は派手なドレス姿なのに、一人だけ地味な紫のとっくりセーターを着ていてね。この子はずいぶん真面目なのか、それとも全く売れないのか、どっちなのだろうと思った。きらびやかな赤坂のナイトクラブにはひどく場違いの感じがしたな。」
 後のスカルノ大統領夫人デヴィの旧性は根本七保子。当時一九歳だった。桐島はデヴィをスカルノの滞在先の帝国ホテルに車で送った。
(略)
 スカルノはデヴィを一目で気に入り、帰国後間もなくインドネシアに呼んだ。デヴィは五九年十月、久保とともにジャカルタ入りした。
(略)
 「久保さんは最初から東日の商売のためにデヴィさんを利用しようとしたわけじゃない。(以下略)」

 久保氏は東日貿易社長。桐島氏はその元部下、レストラン「キリシマ」のオーナー。東日貿易の株主には、大野伴睦・河野一郎そして児玉誉志夫がいた。デヴィ夫人の後見人として久保氏が存在することで、スカルノ政権・東日貿易・伊藤忠商事による賠償ビジネスが成立していくようだ。そして伊藤忠商事のインドネシア担当の中に瀬島龍三氏がいる。上記の引用は「共同通信社社会部編:沈黙のファイル 「瀬島龍三」とは何だったのか、新潮文庫(き-18-1)H11/8/1第一刷発行」からである。

 また、デヴィ・スカルノ(Wikipedia)の記事の中に「スカルノとの結婚以降は、インドネシアへの経済援助(ODA)や、日本への資源輸出などに積極的に関わった。 」とある。インドネシア賠償問題・経済援助などには岸信介-木下産商も動き、上記Wikipediaの中には丸紅も出てくる。伊藤忠の初期の仕事にサリナ・デパート建設があったようだが、スカルノはインドネシアからの視察団に河野一郎の指示に従えと命じ、会見中に示し合わせて児玉誉志夫から河野一郎に電話があり、伊藤忠が商社に選ばれている。

 ここからが、僕の妄想(^^;だが、デヴィ夫人の歴史観って瀬島龍三氏のそれなのではないだろうか?瀬島氏自身の戦争責任を回避する理屈がこの史観なのではないか?そう思うと、なぜか納得したくなる(だから妄想だって)。デヴィ夫人と瀬島氏が直接会ったかどうかは知らないが・・・。瀬島氏はその後「大統領は以前、久保さんから瀬島さんが優秀な参謀だったと聞いていたのだろう」とされ、1961年西イリアン侵攻作戦立案の際、ジャカルタのムルデカ宮殿会議室に招かれている。

 この段は、妄想ではない。若い方々はここに注意して欲しい。登場してくる日本人たちだ。政治家・商社・右翼・・・。太平洋戦争に敗れた日本人はどう思ったのか?政治家に騙された、財閥に騙された、陸軍に騙された。もちろん国民も一緒に昂揚した意識の中にあったのだろうが、敗れたことで一応そう感じた。また、騙そうとしているのだろうか?誇りを持て!!若い人には魅力的な呼びかけだろうが・・・、煩悩の一つに過ぎないよ。(^^;騙サレチャ、ダメ

 もし、デヴィ夫人の史観が僕の想像通り瀬島氏近辺から出たものであれば、陸軍に都合の良い責任回避の論理なのだろうと思う。もしそうであれば責任回避の論理でもって誇りを持とうなんて、「恥」以外の何物でもないだろう。僕には、この"誇りを持とう史観"が、デヴィ夫人の記事を読むことで、彼女を介することで、元々が責任回避的な史観と感じられた。

 全員が日本人の中で、俺は日本人だと誇りを持ってもアホなのだ。誇りって所詮その程度のもの。人間同士の付き合いで、時に必要なことがあるのは認める(デヴィ夫人だってインドネシアで何らかの誇りがないとやりきれない時もあったと思う)が、基本的には不要なものと知るべきだろう(日本人は日本人なのだから、人間同士は人間同士)。ましてや、誇りって、それを誰かに押しつけるべきものではない。

P.S.
 小学校・中学校の友達に自分の史観を聞いて貰っては?>デヴィ夫人へ


タグ:デヴィ夫人
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依光次郎

ももこさんから、12月26日午後11時26分コメントを頂きました。
12月27日午前1時39分、記事作成者としての返答を投稿しました。

その際に記載したように、不適切な言葉が含まれているため本日コメント・返答を削除させて頂きました。m(_ _)m

by 依光次郎 (2008-12-30 04:53) 

れん

とりあえず、今の日本人はアメリカの作った歴史に洗脳されているんだから、デヴィ夫人はその教育でダメになった日本人の目を覚ましたいのでは?
同じような考えの海外の人は、アジアだけでなく沢山います。
学校で真実の歴史をきちんと教えて欲しいものですね。
あなたのように、嘘に騙されている人達のためにも。
戦争責任回避と考えるのはおかしい、戦争責任をきちんと果たしたのは日本だけ。負けた国だからってだけです。
日本がひどいことをしたというのならば、日本以外の国はもっと悪い事をしてきました。
事実を隠し、正当化するためにすべて日本が悪いと歴史を捏造したことは許せないことです。
自己検閲という形でいまだにそれをやっている日本。
中国で洗脳されて日本で嘘を言いまわる人。プロ市民、工作員。日本はもう終わりですね。
貴方も歴史に興味あるならもうちょっと勉強したほうがいいと思います。
最近は次々証拠映像や公的文書出てきてますのでこれからさらに真実がでてくるでしょう。
by れん (2010-11-11 05:49) 

れん

ちなみに、海外の人達は自分の国に誇りを持つということはとても大切なことだと思っているので、このように誇りをもたない日本人は相当、変わっているように見えるらしいです。
歴史教育の影響ももちろんですが、もともと島国でのほほんと来たので、大陸のように常に国家や民族のアイデンティティを保つことに力を注いできた国とは違うというのもありますね。

by れん (2010-11-11 06:06) 

依光次郎

れんさん、コメントありがとうございます。
お返事が遅くなり申し訳ございません。
依光次郎です。

 確かに敗戦直後には「アメリカの作った歴史」が当て嵌まるかも知れませんが、その後はどうでしょうか(むしろ左翼思想云々と批判されるのでは)。いずれにしても敗戦後、今までの日本ではいけないと思った方々が国民の大多数だったと思います。

 真実の歴史・嘘の歴史と単純に割り切れるものでもないと存じます。真実の歴史であると述べられるものの中にもやはり嘘が、嘘の歴史と述べられるものの中にも真実があると考えられては如何でしょうか?少なくとも裏切られたと憤る可能性は減ると思います。

 公文書も照らし合わせる証拠で読み解かれるべきで、時の政府の辻褄合わせの場合があるかもしれない。アメリカが経済封鎖を日本に対し行って、戦争を挑発した可能性は充分高いと思います。ただ、国民に知らされなかったノモンハン事件敗北の汚名返上など軍の一部に挑発に乗りやすい部分があってのことと思います。やむを得ずと云いますが、負けると判った勝負には出ないもので・・・(緒戦の勝利でアメリカが和平を求めると甘い考えはあったようですが)。

 国を愛する心と云えば、最近の自民党議員さんがよく使われますが、まあ人から強制されるべきものではないでしょう。と云うか愛国心を強要され敗戦に至った苦い過去があり、責任は一億総懺悔と国民に返された気がする。昔、国鉄の切符で幸福駅から愛国駅までの切符がブームになったことがあります。その程度以上には、皆「愛国」の心を持っていますよ。(のほほんとした例で申し訳ありません)。余程でない限り国を愛する心を、程度の違い・表し方の違いはあるでしょうが、皆持っていると思っています。その心に生まれる誇りなら問題ないでしょうが、誇りが強くなり相手を蔑視するようになれば問題だと思っています。

 島国云々と書かれていますが、今回のCOP10における名古屋議定書。詳しくは存じ上げませんが、外務省の努力こそ島国日本の誇れる成果でないでしょうか?狭い日本の中で皆が憎み合うことなく生きて行く知恵を、外国の代表の方々に存分に発揮したと。いや本当は大嫌いな玉虫色の所もあったり(^^;、充分に成果が出せるかどうか未知数だったり・・・。でも日本に最近まで生きていたこれらの知恵は、狭い地球で共存して行く一つの誇りうる知恵になりうると思っています。(まあ、この場合お互いがどうにかしようと考えていなくては、どうにもならないと認めます。また世界はそこまで切羽詰まっていないと考える国も多いと思われます。)

by 依光次郎 (2010-11-13 19:22) 

依光次郎

先生はエイリアン DVDさんからコメント「それでもまだ日本人はわからないのでしょうか。何て馬鹿な人達。 」(2011-11-08 14:10)とありました。内容が本記事に該当するとクリックしましたがCMのページでした。削除させて頂きました。

by 依光次郎 (2011-11-08 20:19) 

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